商品撮影で悩んでいる人の多くは明るさ・色・質感ですが、カメラやレンズや市販の撮影セットを買ってもなかなか解決できません。
最低限必要な機材がないとどうしようもないですし、適切な機材さえ揃えれば一発で解決します!
ということで、小物類の商品撮影はこれさえあれば大丈夫!というアイテムをズバリご紹介します。
本格的な機材は抵抗ある・・・と考えがちですがそれは間違い。
初心者が専門知識がなくても楽して撮影するためのアイテムです。
私自身が失敗を重ねてたどり着いた結果なので、どうか信じて買ってください。
これでうまくいかなかったらいくらでもアドバイスしますのでご安心を!
前提
- ミラーレス一眼/デジタル一眼/ハイエンドのコンデジが対象
- サイズはアクセサリー/小物雑貨/お皿などテーブルウェア/化粧水程度のボトル/靴など1辺20cm以内くらいの大きさの商品
- 洋服や人物などそれ以上のサイズは別の機会にやります
紹介するアイテムは蛍光灯ライト/レフ板/グレーカード/背景紙/パーマセルテープ/三脚の6点です。
蛍光灯ライト
細かい説明はしません予算に応じてどれか1つ持っておきましょう。
ポイントはこの4点。
- 蛍光灯:ストロボでもLEDでもなく電球型蛍光灯が4つくらいセットできるもの。
- ソフトボックス(ライトにかぶせる四角いやつ)←これ重要です。これがないと意味ないです。
- スタンド:ないとセットできませんね。。
- ブーム:上からライトを当てるときに必要なので買っておいて損はないです。(後から継ぎ足しても可)。特にアクセサリーなどの小さいものやお皿など高さがないものは必須です。
ちゃんとしたメーカーのもの/¥57,451 ※掲載時
ずっと使えて保証や修理も安心です。
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この辺でも十分です/¥26,800 ※掲載時
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とにかく安くしたいなら/¥8,380 ※掲載時
耐久性はあまりないと思うけど。。
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レフ板
市販の白いスチレンボードを2枚テープでくっつけたものを2セット用意しましょう。
これ、プロでも必ず使います。光の調整はアナログが最強です。
既製品の丸いレフ板は買わないように!
自立して小回りがきくことが重要です。
A4のスチレンボード/¥1,038 ※掲載時
5枚あれば2セットできますね。
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白以外はダメですよ!
ちなみに黒は1セットあると白や透明な商品に写り込ませて立体感出すって使い方もできます。
裏ワザとして、A3サイズの真ん中にカッターで切り込みを入れて折り曲げると一瞬で出来上がります。
指を切らないように気をつけて行いましょう。
グレーカード
色が正確じゃないと商品写真としては致命的です。
スナップや風景写真との大きな違いですね。
グレーカードでマニュアルホワイトバランスを設定する方法は必ずカメラのマニュアルに載っているので確認してください。
大きいサイズと小さいサイズをご紹介します。
画面全体を写す場合は大きめサイズ/¥1,944 ※掲載時
グレーのスポットを選べたり撮影後に現像するなら小さくでもOK/¥1,200 ※掲載時
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背景紙
商品撮影において白は絶対的な正義です。
白い背景紙だけはちゃんとしたものを用意しましょう。
文房具店に売っているものや布タイプはダメですよ。
背景紙を立てるスタンドはなくていいです。
後で紹介するパーマセルで壁やテーブルに貼って使いましょう。
Amazonで買うなら/¥6,480 ※掲載時
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プロ御用達の銀一
銀一などで買うのが間違いはないです。幅を希望サイズでカットすることもできますし。
撮影キットならこれがオススメ/¥22,000 ※掲載時
実際に使ってみたところ、白以外の背景の交換などかなり効率的で便利です。
商品全体を囲うような撮影ボックスはオススメしません。
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パーマセルテープ
背景紙を仮止めしたり、商品やレンズやケーブルを固定したり何かと便利なテープです。
スタジオマンは常時携行してるくらい重宝します。
高いけど手で千切れて粘着力がありつつ剥がしやすく糊残りしないので、黒は1つ持っておきましょう。
黒/¥1,166 ※掲載時
黒は光を吸収するので、どこで使っても被写体に影響しません。
カメラなどが黒いのもそのためですね。
余談ですがスタジオマンは大抵黒いTシャツ着てるんですよ。
あれば便利な白/¥766 ※掲載時
正直あまり使いません。。
三脚
商品撮影に三脚はマストです。
なぜ必要か尋ねるとシャッタースピードを落とせるからという人が多いですね。(間違ってはいないけど)。
シャッタースピードで明るさを調整するなんて制約が多い環境での最後の手段と思ってください。
ベストな環境なのでわざわざブレるリスクを侵すことはありません。
1番の理由は構図が安定すること。
特にカラーバリエーションを撮る場合はちょっとしたズレでも違和感を与えてしまいます。
条件としてはこの辺を押さえておくとグッド!
- できれば2万円以上のもの
- 小型・軽量ではないもの(室内用と割り切る)
- クイックシューは必須
三脚は選択肢が多すぎるので好みですがリーズナブルなものをご紹介。
ミラーレスならこの辺でも大丈夫/¥10,953 ※掲載時
デジタル一眼レフでも一番細い脚を使わなければギリギリ許容範囲かな。
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一眼レフも安心の価格帯/¥24,361 ※掲載時
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お金あるよって人はGitzo(ジッツオ)やManfrotto(マンフロット)などがメジャーなメーカーです。
以上、最低限必要なアイテムのご紹介でした。
安いものなら5万円あれば揃います。ちゃんとしたものでも10万円には収まります。ネットショップで商売するなら高いカメラよりこちらに投資しましょう。最低限ですからね!私はどこの回し者でもありませんけど、絶対買ってくださいね!
もし購入にあたって相談したいことがあればこちらのコミュニティか、私のFacebookででも聞いてください。
こうやってまとめてみると、自分でプロデュースした商品撮影キットを開発してみたくなりますね。メーカーさんオファーお待ちしてます( o'∀’)o_ _))ペコ
機材関係はよしとして、実際の撮影方法についてはよくワークショップをやっていますし、ECキャンパスの動画でもいろいろありますのでよろしければぜひ!